メンズの冬の定番アイテムといえば
ニット!!
冬のメンズファッションは、ニットに始まりニットに終わると言われているような言われていないような。
防寒性も高く大人っぽく見えるニットは、年齢を問わず、おしゃれ初心者から上級者まで幅広い層に使われています。
あまりにもニットが便利なので、ニットばかり使っていると
ニット以外で着る冬服は?
急に勢いがなくなってしまうメンズが意外と多いのではないでしょうか。
そこで今回は、メンズがニット以外で着る冬服と、ニット以外のおしゃれコーデを紹介します。
冬のニット
冬のニットといえば真っ先に思いつくのが防寒性の高さですよね。
そしてニットは大人っぽく見せることができるのも特徴です。
防寒性はわかるとして、なぜニットを着ると大人っぽく見えるのか。
メンズファッションで大人っぽいおしゃれをするなら、ドレスアイテムとカジュアルアイテムをMIXさせる必要があります。
詳しくはこちらの記事で紹介していますが
ジャケット、スラックス、シャツ、革靴など、スーツで使われるようなアイテムはドレスアイテムです。
ピシッとしているのでなんとなくわかりますよね。「綺麗め」アイテムとも呼ばれたりしています。
逆に、デニム、スニーカー、パーカーなどはカジュアルアイテムになります。
ドレスアイテムに比べて「ラフ」な印象ですよね。
大人っぽいおしゃれをするにはドレスアイテムとカジュアルアイテムをMIXさせる必要があり、比率はドレスが7でカジュアルが3です。
童顔で子供っぽい体型の日本人は、ドレスを強めにすることで大人っぽくなります。
全身ドレスのスーツスタイルは確かに大人っぽいのですが、私服でスーツスタイルだとおしゃれ以前に
今日仕事?
と思われてしまうので、私服の時はドレスを7にてカジュアルを3追加しましょう。
では、ニットはドレスなのかカジュアルなのか?正解は
ハイブリッドです
なんだそれw
って感じですが、ニットは編み目の違いでドレスにもなり、カジュアルにもなるアイテムです。
スーツスタイルでジャケットとシャツの間にニットカーディガンやニットセーターが使われますよね。スーツで使われるニットのように編み目が細かいニットをハイゲージニットと言います。
そして、編み目が大きくザックリとしたニットをローゲージと言います。ローゲージニットは柄が描かれていたりするのも特徴です。
ハイゲージニットはドレスアイテムとなり、ローゲージニットはカジュアルアイテムになります。
ハイゲージはスーツスタイルでも使われるのでドレスアイテムのイメージができると思います。
ハイゲージとローゲージニットの中間、ミドルゲージもありますが、ミドルゲージは実際の編み目によってドレス寄りにもカジュアル寄りにもなります。
ニットの編み目に関してはこちらの記事でもまとめています。
ニットを着ると大人っぽく見えるのは、多くがハイゲージニットを使っている時だと思います。
そして大人っぽく見える理由はハイゲージニットがドレスアイテムだからです。
ますますニットが便利だと感じ、ニット以外で着る服に困りそうですが、確かにニットはドレスでもカジュアルでも使えるので着回しがよく、防寒性もあるので優秀なアイテムです。
ただ、他のアイテムでもドレスとカジュアルのバランスさせ調整すれば、大人っぽいおしゃれが可能なので安心してください。
ニット以外の冬服
ニット以外で冬に使える服を、大人っぽくおしゃれに着こなす方法を紹介します。
シャツ
ドレスアイテムのシャツです。
真冬の寒い季節にはパーカーやトレーナのインナーとしても使えます。
顔の近くにものがあると小顔に見せる効果があり、小顔効果のメリットは全体のバランスをよく見せることです。
シャツの襟は小顔効果を狙うことができます。
メンズの冬のアウターはMA-1のように襟がないデザインや、チェスターコートのように襟が寝ているデザインが多いので、シャツを使うことで首元の寂しさを解消し小顔効果も狙えます。
トレーナー
カジュアルアイテムのトレーナー(スウェットシャツ)です。
素材がスウェットなので、カラフルな色だとカジュアルが強くなります。モノトーンの色を選択するとコーデが簡単になります。
色をドレスとカジュアルに分けると、モノトーンはドレス寄りとなり、カラフルな色ほどカジュアル寄りになります。
トレーナーは首元が寂しいので、先程のシャツと重ね着することで小顔効果も狙え、トレーナーのドレスを弱めてくれます。
パーカー
カジュアルアイテムのパーカーです。
パーカーは非常にカジュアルが強いデザインなので、色はモノトーンが無難です。
パーカーのフードがカジュアルを強くしている原因ですが、フードのおかげで小顔効果を狙うことができます。
メンズの冬のコートはチェスターコートやトレンチコートなど、ドレスが強くサラリーマンぽい印象になるアイテムが多いのですが、パーカーを使うことで一気にカジュアルダウンします。
サラリーマンぽさを解消するにはパーカーは大変重宝します。
ニット以外のコーデ
最後にニット以外の冬服を使ったおしゃれコーデを紹介します。
シャツコーデ
ライダースとシャツのコーデになります。
無骨な漢のイメージがあるライダースに知的な印象の白シャツをMIXさせたコーデです。
ライダースのように着丈が短めのアウターを使う際は、インナーは腰が隠れる長さを選びましょう。
腰の位置がはっきりすると、どこから足が始まっているのかがわかるため、実際の脚の長さがバレてしまいます。
- アウター:LIDnM
- トップス:WEGO
- パンツ:LIDnM
- シューズ:Dr.Martens
ベルテットコートとシャツのコーデになります。
ドレス感が強いベルテッドコートですが、色をネイビーにすることで「キメすぎ」感を弱めています。
ネイビーは知的な印象を与えるので、白シャツと合わせることで大人な印象になります。
細身のパンツを合わせることで綺麗なYラインとなり、Iラインに比べてカジュアルなシルエットになってます。
- アウター:ABAHOUSE
- トップス:ABAHOUSE
- パンツ:RAGEBLUE
- シューズ:Dr.Martens
ダウンジャケットとシャツのコーデになります。
カジュアルが強いダウンジャケットですが、白シャツ、黒スキニー、革靴でドレスライクにしています。
パッと見た感じモッズコートに見えまいしたが、もちろんモッズコートでも同じコーデが可能です。
- アウター:CANADA GOOSE
- トップス:HARE
- パンツ:STUDIOUS
- シューズ:Dr.Martens
トレーナーのインナーとしてシャツを使ったコーデになります。
ドレスが強いテーラードジャケットをトレーナーとチェックのシャツでカジュアルダウン。
ただし、黒と白のチェックなので色数が増えているわけではないので、そこまで子供っぽい印象を与えません。
- アウター:CASPER JOHN
- トップス:WEGO
- インナー:RAGEBLUE
- パンツ:STUDIOUS
- シューズ:Guranisuta
パーカーのインナーにシャツを使ったコーデになります。
ドレスが強いチェスターコートをパーカーで崩していますが、明るい色のチェックシャツを使ってアクセントにしています。
カジュアルの強いチェックシャツも襟だけを見せることで、悪目立ちさせることなくアクセントとなっています。
- アウター:STUDIOUS
- トップス:Champion
- インナー:417 EDIFICE
- パンツ:STUDIOUS
- シューズ:CONVERSE
冬のシャツコーデはこちらの記事でも紹介しています。
トレーナーコーデ
スラックスとトレーナーのコーデになります。
カジュアルアイテムのトレーナーにドレスアイテムのスラックスを合わせたコーデになります。
寒い季節はこのコーデにコートを羽織るだけで完了ですね。
- ストール:WEGO
- トップス:GU
- パンツ:GLOBAL WORK
- シューズ:CONVERSE
ベルテッドコートとトレーナーのコーデになります。
ドレスが強いベルテッドコートにカジュアルのトレーナーを合わせていますが、トレーナーの色が白のためそこまで崩れてはいませんが、細身のパンツでYラインを作りIラインよりもカジュアルになっています。
キャップでもカジュアルを入れてますね。
- マフラー:VINTAGE
- アウター:ABAHOUSE
- トップス:VINTAGE
- パンツ:RAGEBLUE
- シューズ:Dr.Martens
ライダースとトレーナーのコーデになります。
全身黒だとドレスが強く「キメすぎ」感が出すぎることがありますが、トレーナーとジョガーパンツの素材でカジュアルに崩しています。
白のスニーカーもアクセントになっています。
- アウター:STUDIOUS
- トップス:SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH
- パンツ:RAGEBLUE
- シューズ:adidas
スカジャンとトレーナーのコーデになります。
スカジャンはカジュアルが非常に強いアイテムですが、黒コーデに革靴でドレスを強くしています。
トレーナーとスカジャンの着丈の短さを活かし、ワイドパンツを使ったAラインのシルエットになります。
- アウター:STUDIOUS
- トップス:RAGEBLUE
- パンツ:nano・universe
- シューズ:Dr.Martens
冬のトレーナーコーデはこちらの記事でも紹介しています。
パーカーコーデ
ステンカラーコートとパーカーのコーデになります。
ドレスが強いステンカラーコートをパーカーで崩しています。
パーカーのフードはボリュームが出るためYラインシルエットを作るのに重宝します。
- アウター:HARE
- トップス:WEGO
- パンツ:STUDIOUS
- シューズ:Dr.Martens
チェスターコートとパーカーのコーデになります。
チェスターコートもドレスが強いのですが、パーカーを使えば一気にカジュアルダウンできます。
チェスターコートのように襟が寝ているデザインのコートには、パーカーのフードが小顔効果を発揮します。
この画像のチェスターコートはGUで3,990円ですが・・・安すぎw
- アウター:GU
- トップス:ユニクロ
- パンツ:GU
- シューズ:NIKE
Gジャンとパーカーのコーデになります。
カジュアルが強いGジャンとパーカーですが、Gジャンの色を濃いめにしパーカーもモノトーン。
黒のスキニーに黒スニーカーでドレスとカジュアルのバランスを調整しています。シルエットもIラインなので一番ドレスライクなシルエットになってます。
Gジャンも着丈が短いのでパーカーの着丈で腰の位置が隠れないようなら、ロング丈のインナーを使うといいですよ。
- アウター:古着
- トップス:GU
- インナー:RAGEBLUE
- パンツ:Ciaopanic
- シューズ:CONVERSE
MA-1とパーカーのコーデになります。
MA-1もカジュアルアイテムですが、全体をモノトーンコーデにすることでドレス寄りにしています。
モノトーンは地味な印象になりますが、赤の靴下が差し色となりアクセントになってますね。
- アウター:WEGO
- トップス:ユニクロ
- パンツ:H&M
- シューズ:Dr.Martens
パーカーとスウェットパンツがセットアップになっています。
スウェットのセットアップは非常にカジュアルが強いのですが、チェスターコートがドレスの強いアイテムなので、チェスターを羽織るだけでMIXコーデの完成です。
おしゃれ初心者はドレスなら全身「綺麗め」のアイテムで統一、カジュアルなら全身「ラフ」なアイテムで統一しがちですが、メンズファッションの基本はドレスとカジュアルのMIXであることを忘れないようにしましょう。
- アウター:UNIQLO & LEMAIRE
- トップス:SATURDAYS SURF NYC
- パンツ:Saturdays
- シューズ:Reebok CLASSIC × MAISON KITSUNE
冬のパーカーコーデはこちらの記事でも紹介しています。
まとめ
メンズがニット以外で着る冬服として、シャツ、トレーナー、パーカーを紹介しました。
これに重ね着としても使用できるニットセーター、ニットカーディガン、タートルネックを含めるとコーデの幅が相当広がりますね。
それぞれのアイテムで色違いを揃えればよりコーデの幅が広がります。
コーデの幅は広がるけど、お金の方がついていかないもしれないです><