メンズニットの選び方と合わせ方・着こなし方を紹介

メンズニットはカジュアルにもドレスにもなるハイブリットアイテムということをご存知ですか?

メンズファッションのおしゃれの基本である、ドレス7に対してカジュアル3のバランス。

詳しくはこちらの記事でまとめてますが

メンズファッションのセンスの磨き方はこのコツだけ覚えればいい

2017.08.19

 

ドレスとはスーツで使われるジャケット、スラックス、シャツ、革靴など「綺麗め」と呼ばれるアイテムで、カジュアルはTシャツ、パーカー、デニム、スニーカーなど「ラフ」なアイテムです。

 

メンズニットはドレスとカジュアルで兼用できる優秀なハイブリットになります。

上手く着こなすことでおしゃれの幅が広がるとても便利なアイテムです。

今回はメンズニットの選び方と合わせ方、それと着こなし方を紹介しますので是非取り入れてみてください。

 

ニットとセーターの違い

はじめにニットとセーターの違いから解説します。

よくメンズニット、メンズセーターなどの単語が使われますが、なんとなく「毛糸を編んで作った服」ということはわかってるけど、具体的には何が違うのか理解できていない方もいるかと思います。

 

「毛糸を編んで作った服」は半分正解で半分間違いになります。

 

ニットとは”編みもの”のことで、1本の糸をループさせながら作った衣類の総称になります。

つまりニットで作られた帽子はニット帽と呼ばれ、羽織れるタイプのトップスはカーディガンと呼ばれ、頭から被るプルオーバータイプはセーターと呼ばれます。

 

また、セーターをイメージすると、「ニット = 毛糸」と思われますが、ニットはあくまでも1本の糸をループさせて作られた衣類なので、綿や麻を使って作られたサマーニットももちろんニットです。

他にはTシャツなどのカットソーもニットの仲間になります。

カットソーに関してはこちらの記事でまとめています。

メンズTシャツやカットソーの選び方とおしゃれな着こなし

2017.08.23

 

さらにジャージもニットの仲間になります。

 

ニットの特徴と見分け方

Tシャツやジャージもニットの仲間とお伝えしましたが、ニットといえばセーターをイメージしていた方は意外と思うかもしれませんよね。セーターは毛糸で暖かいイメージなのでTシャツは真逆です。

 

では、どうやってニットを見分ければいいのか?

生地の表面をよく見るとループ状になっているので、表面をよく見れば見分けることができるのですが、Tシャツなどはループが非常に小さいです。

そこで、一番簡単な見分け方を紹介します。その方法は

 

伸びるか伸びないか

 

これが一番簡単にニットを見分ける方法です。

ニットは1本の糸がループ状になっているので、バネと同じ原理でよく伸びます。ジャージなんかはいい例ですね。

一方、シャツなどの織物は2本の糸が交差しているだけなのでループがありません。なので織物は引っ張っても伸びません。その代わり織物には表面がサラサラしているという特徴があります。

 

ニットの特徴は伸びるのがまずあげられますが、他にも特徴があるので表にまとめました。

メリット デメリット
伸縮性 伸びたままになる
身体にフィット 型崩れ
やさしいライン  
柔らかな風合い  

 

ニットの洗濯に気を使うのは、こういったデメリットがあるからです。

 

ちなみに、一般的にはニットと言うとセーターやカーディガンなどのことで、Tシャツやジャージをニットとはあまり呼びません。

この記事でも「ニット」と表現しているものは、セーターやカーディガンをイメージしてください。

 

編み目の種類

ニットには三種類の編み目があります。

この編み目はドレスカとジュアルを分ける大きな分岐ポイントになるので、特徴をよく覚えて下さい。といってもとても簡単なので感覚でわかると思います。

 

ハイゲージ

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ハイゲージは編み目が細かい高密度のニットになります。

糸が細かく詰まっているので光沢感があり、薄い生地でサラッとしていることからインナーとしても使用できます。

スーツとワイシャツの間にカーディガンを着たりしますが、あのカーディガンをイメージして頂くとわかりやすいと思います。

メンズニットのハイゲージはドレスアイテムになります。

 

ローゲージ

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ローゲージは編み目が大きい「ざっくり」としたニットです。

柄がついたものが多いのもローゲージの特徴です。ハイゲージのような光沢はなく、糸が太いためアウターとしての使われ方が多いです。

メンズニットのローゲージはカジュアルアイテムになります。

 

ミドルゲージ

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最後はミドルゲージです。

ミドルゲージは名前の通りハイゲージとローゲージの中間になります。ただし明確な基準があるわけではないです。

デザイン次第でハイゲージ寄り、またはローゲージ寄りとなるため自由度は高いです。

 

選び方と合わせ方

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おしゃれ初心者はまずドレスアイテムを取り入れるのをおすすめします。

理由は手持ちのアイテムはカジュアルが多く、「私服 = カジュアル」とイメージしている方が多いからです。

これまでは無意識のうちに全身カジュアルで揃えていたと思うので、これからは意識的にドレスを選択するようにしましょう。

そういった意味では、メンズニットの選び方はドレスを選択するので、編み目はハイゲージとなります。さらに細かい選び方を解説していきます。

 

メンズニットに限らずの話ですが、選び方がわかれば自然と合わせ方もわかるようになります。そして選び方の基本は「シルエット」「デザイン」「カラー」の3つです。

常にこの3つの選び方を意識すれば、自然と合わせ方も見えてきます。

 

シルエット

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おしゃれ初心者はシルエットは細身を選びましょう。

細いシルエットはそれだけでドレスライクになります。細いシルエットとなるとハイゲージを選択することになりますが、まずはハイゲージの細いシルエットでドレスライクにする感覚を掴みましょう。

 

細身のニット以外では、カットソーよりもYラインが作りやすい特徴があります。

カットソーでYラインを作ろうと思うと、ワンランクサイズの大きいものを選ぶ必要があったりしますが、初心者がいきなりワンランクサイズの大きいものを選ぶのは勇気がいると思います。

 

ローゲージのニットはゆったりめのシルエットを使うだけで、トップスにボリュームが出ます。ハイゲージニットを使ったIラインに慣れたら、Yラインにも挑戦してみましょう。

さらにニットでYラインの感覚を掴めれば、カットソーでのYラインにも挑戦できると思います。

 

Yラインを作る際に気をつけることは、Iライン、Aライン、Yラインの中でYラインとAラインはカジュアル寄りになります。

ニットを柄物にすると、柄と色によってはカジュアルが強くなるので、最初は無地の黒やグレー、または白のモノトーンを選びましょう。

全身黒になるのが嫌な方は、こちらの記事を参考にしてください。

男性の全身黒ファッションはオタク?ダサい?いいえ、おしゃれです

2017.08.21

 

デザイン

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デザインは無地でシンプルなものです。

柄があったりポケットが多かったりなど、装飾が増えれば増えるほどカジュアルで子供っぽくなります。そしてカジュアルが増えればその分だけ別でドレスを増やす必要があります。

しかもトップスは「印象に変化」をもたらすので、トップスでカジュアルを強くしすぎると、カジュアルの印象を払拭するのはそれだけ大変になります。

特にニットを着慣れていない方はまずは無地でシンプルなものを選択しましょう。

 

カラー(色)

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最初のニットではカラー(色)は黒をおすすめします。

Tシャツやカットソーでは、白、黒、グレーがドレスカラーなので、この三色をおすすめすることが多いのですが、ニットに関しては初心者は黒をおすすめします。

黒をおすすめする理由は、カットソーよりもニットは扱いに気を使う必要があるからです。

黒なら多少の汚れは目立ちませんが、白いニットではちょっとした汚れも目立ちます。その都度クリーニングにだすわけにもいきませんので、最初は汚れても目立たない黒のニットをおすすめします。

 

編み目に関しては最初はハイゲージを選択しましょう。

理由はハイゲージの方がドレスアイテムだからです。編み目の種類はデザインと思われるかもしれませんが、デザインではなくカラーです。

編み目以外でも素材の違いでツヤがあるものはドレス、シワがあるものはカジュアルとなり、こちらもデザインではなくカラー(色)となります。

ドレスとカジュアルのバランスを考える際は、表面のツヤなどはカラーで計算しましょう。

着こなし方

最後はメンズニットの着こなし方を紹介します。

ファッションセンスを磨くには、おしゃれだと思う人の着こなし方をただ真似るでのはなく、ドレスとカジュアルを計算することで、合わせ方や着こなし方を自分で考えられるようになります。

「自分で考える」こともおしゃれの楽しさなので、自分が着こなした姿をイメージしてワクワクしましょう^^

 

デニム

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デニムとニットによる着こなし方です。

カジュアルアイテムであるデニムですが、ハイゲージの黒ニットと合わせるだけでドラスライクな着こなしになります。

 

白シャツ

インナーに白シャツを合わせた着こなし方です。

黒ニットとデニムが地味だと思う方は、1色プラスさせることで雰囲気が変わります。

革靴とクラッチバッグがよりドレスライクにしています。

 

どんなアイテムにも合う白シャツに関してはこちらの記事でも紹介しています。

私服の着回しで最強の白シャツ!サイズ感や透けないインナーの色は?

2017.09.08

 

スラックス

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ニットとスラックスによる着こなし方です。

足元を黒の革靴にすることでよりドレスライクになります。

 

スラックスを使ったカジュアルコーデはこちらの記事で紹介しています。

スラックスを私服で使うには丈が重要!カジュアルな合わせ方やコーデを紹介

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Yライン

ロング丈ニットを使った着こなし方です。

パンツにスキニーを合わせることでYラインができています。

カジュアルになりがちなYラインですが、全身黒のカラーと革靴でドレス要素を加えています。インナーに白シャツを使いアクセントを入れています。

 

ビッグシルエットのおしゃれコーデはこちらの記事を参考にしてください。

男性のビッグサイズやビッグシルエットはダサい?おしゃれなコーデをするには

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サマーニット

サマーニットの着こなし方です。

スラックスと革靴、レザーバッグでドレスライクになっています。夏の暑い時期に革靴を履くのが嫌でしたらエスパドリーユがおすすめです。

 

エスパドリーユに関してはこちらの記事でもおすすめしています。

メンズシューズや革靴の合わせ方はカジュアルにならないこと

2017.08.20

 

ボーダーニット

ボーダーのサマーニットを使った着こなし方です。

カジュアルな半袖ボーダーもニットの風合い、黒スキニー、キャンバスシューズがドレスライクにしています。黒スキニーをスラックスにしてもいいですね。

 

ボーダーTシャツの重ね着コーデはこちらの記事でまとめています。

メンズのボーダーTシャツコーデにはシャツの重ね着がおすすめ!

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ジャケット

ジェケットを使った着こなし方です。

カジュアルなデニムもサマーニット、ジャケット、革靴でドレスライクになります。クラッチバッグを持つとより大人な雰囲気になりますね。

 

テーラードジャケットの選び方はこちらの記事を参考にしてください。

メンズテーラードジャケットの選び方やおすすめブランドを紹介

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ロングコート

コートを使った着こなし方です。

チェスターコートでYラインを作り、ニットのカラーはモノトーン+1色、黒スキニーとキャンバスシューズがドレス要素となり、ロング丈カットソーによるレイヤード(重ね着)がアクセントになっています。

 

チェスターコートのカジュアルな着こなしはこちらの記事で紹介しています。

メンズチェスターコートはカジュアルな着こなしが必須!

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まとめ

今回はメンズニットの選び方と合わせ方、着こなし方を紹介しました。

夏場はTシャツやカットソーがありますが、秋になっても同じ格好だと肌寒いですよね。そんな時におすすめなのがニットです。

特にハイゲージニットは貴重なドレスアイテムになるのでおすすめです。

ハイゲージに慣れたら今回紹介した着こなし方を参考に、ローゲージニットにも挑戦してみてください。