モテる男の服装と聞くとどんな着こなしを思い出すでしょう。
ストリート、モード、お兄、サーフなど、女性の好みは様々です。
全ての女性からモテるコーデを目指すのは不可能ですが、全ての女子から嫌われないコーデを目指すことは可能です。
そんなモテる男の特徴は
大人っぽい
ざっくりと表現しましたが、大人っぽい着こなしが嫌いな女性はいないはずです。
ストリートやスポーティーなコーデが好きな女性でも、大人っぽいストリート、大人っぽいスポーティーなコーデを嫌いという女性はかなり少数派です。
逆に大好きなジャンルのコーデをされても、子供っぽいと嫌われる傾向にあります。
好きなジャンルだけに余計そう思われ
むしろするな!!
ここまで言われることもあるので、女性は怖いですw
だけど安心してください。
大人っぽいコーデは作ることができます。しかも簡単に作ることができます。
モテる男の大人っぽいコーデを作るには、ドレスを増やせばいいだけです。
ドレスとはスーツで使われるジャケット、スラックス、シャツ、革靴など「綺麗め」と呼ばれるアイテムで、カジュアルはTシャツ、パーカー、デニム、スニーカーなど「ラフ」なアイテムです。
大人っぽいおしゃれをするには、ドレス7に対してカジュアルが3の割合でMIXさせる必要がありますが、おしゃれに馴染みがない男性でも一番身近に感じるドレスアイテムが
シャツ
メンズシャツは簡単に大人っぽくしてくれる便利アイテムです。
ただし、どんなシャツを着てもモテる男になるかといえば、そうではありません。シャツの選び方と着こなし方を正しく選択する必要があります。
今回は、モテる男のシャツコーデの正しい選び方と着こなしを解説します。
シャツコーデの特徴
男のトップスにはTシャツ、カットソー、セーター、カーディガン、パーカーなど、様々な種類があります。
今回紹介するシャツコーデですが、他のトップスにはないシャツならではの特徴があります。それは
襟
この襟がシャツを着ると大人っぽくなる理由の一つです。
顔の近くに物があると小顔に見せる視覚効果があります。シャツには襟があるので羽織るだけで小顔に見せることができ、全体のバランスが良くなります。正確には良く見えます。
体型に自信がない人でも、私服はダサいのにスーツスタイルだと目立たないのはこのような理由からです。
もっと小顔効果を発揮させたい方はこちらの記事がおすすめです。
ビジネスマンの男性は、普段はスーツを着ていると思うのでシャツは見慣れているし着慣れていると思います。
ファッション初心者が新しいアイテムに挑戦するのは勇気がいると思いますが、シャツなら抵抗なく着こなすことができるのと、選び方もイメージしやすいと思うのでおすすめです。
モテるシャツの選び方
モテる男のシャツコーデで重要なのが、シャツの選び方です。
ファッションは全体のバランスで決まるのため、シャツをカジュアルなものにし他でドレスを作る方法もありますが、初心者はドレスライクなシャツを選びましょう。
基本的に男のドレスアイテムは女性に比べて少ないです。カジュアルはシャツ以外でも作れるので、最初はドレスライクなシャツを選択してください。
シルエット
まずはシルエット。
シルエットは細身のシャツを選びましょう。細身のシャツはドレスになり、太めのシャツはカジュアルになります。
細身のシャツを着こなすことでIラインやAラインが作りやすいのですが、最初はIラインを目指してください。
AラインよりもIラインの方がドレスライクなのと、AラインやYラインはトップスとボトムスの「差」がポイントになります。
中途半端では逆効果なのでメリハリを大きくつける必要があるため、初心者がいきなりメリハリをつけようと思っても中途半端になり、野暮ったくなるだけのケースがあります。
Iラインならトップスもボトムスも細身を選ぶだけなので、まずはIラインの着こなしを目指しましょう。
デザイン
次にデザインになります。
一言でシャツといっても様々ありますよね。プリントや刺繍の入ったシャツ、ストライプやチェックの入ったシャツ、ポケットが多いシャツ、デニム素材のデニムシャツ。
本当に様々ありますが、最初は無地のシャツを選びましょう。
シンプルであればあるだけモテる男のシャツコーデになります。
プリントや刺繍、デニムシャツはカジュアル寄りになります。
スーツスタイルを想像してみてください。プリントの入ったシャツやデニムシャツで出勤はしないですよね。
スーツでも使えるくらいシンプルなものを選びましょう。
スーツでも使えるデザインがいいのなら、実際にスーツで使っているシャツでコーデをすればよいのでは?
と思われるかもしれませんが、それは絶対にやめましょう。
スーツで使用されるシャツの袖はジャケットから少し見せるのと、裾はスラックスに入れるのを前提に作られているので、裾や袖が長めになっています。
モテる男のシャツコーデでは、シャツの先端である手首の処理が重要になるので、袖が長いと子供っぽくなります。
先端の重要性はこちらの記事で紹介しています。
裾に関してもシャツの裾で腰の位置を隠し、脚を長く見せる脚長効果に使われますが、スーツで使用するシャツは長すぎます。
おしゃれは「自然」に「さりげなく」がポイントなので、裾が長すぎるのは逆効果です。
シャツと同じようにジャケットもスーツで使用しているジャケットは使わないようにしましょう。
スーツのジャケットも機能性を重視しているため、シルエットが綺麗とは言えないものが多いです。
カラー(色)
最後はカラー(色)です。
大人っぽいドレスカラーは白、黒、グレーのモノトーン系無彩色になります。カラフルな色であればあるほど子供っぽいカジュアルになります。
基本的には白、黒、グレーの無彩色なら手持ちのカジュアルなパンツともコーデがしやすいのでおすすめです。
ただし黒シャツはキメすぎ感が出過ぎることがあるので、着回しの良さやコーデのしやすさでは白シャツが最強です。
モテるシャツの着こなし
ここからはモテる男のシャツコーデの着こなしを紹介します。
カジュアルなパンツと合わせても、全体のバランスがドレス寄りになることに気づくと思います。
デニム × 白シャツ
デニムと白シャツの定番コーデです。
カジュアルなデニムですが、白シャツと着こなすことでドレス寄りになります。シューズを革靴にすることでより大人っぽくなります。モテる男のシャツコーデの基本ですね。
黒スキニー × 白シャツ
黒スキニーと白シャツの着こなしです。
こちらもモテる男のシャツコーデの基本になります。
黒スキニーとの着こなしでデニムよりもドレス寄りになります。クラッチバッグがより大人っぽさを出しています。
スラックス × 白シャツ
スラックスと白シャツのコーデになります。
パンツもシューズもドレスアイテムで着こなし、色もモノトーンなのでドレスが強いコーデになります。特別なアイテムを使わなくてもこのように大人っぽい着こなしが可能です。
ハット × 白シャツ
ハットを使ったコーデになります。
ハットを使うことで全体的にドレスが強い着こなしなので、シューズをカジュアルなサンダルにしてもバランスが崩れません。ただしサンダルの色には気をつけましょう。
グレーパンツ × 白シャツ
グレーのパンツと白シャツのコーデになります。
グレーもドレス色になるので全体的にドレスライクな着こなしですね。
やはり白シャツはどんなコーデにも合います。
白シャツが最強だということをまとめた記事はこちらになります。
黒スキニー × チェックシャツ
チェック柄のシャツと黒スキニーのコーデになります。
チェックは無地のシャツよりもカジュアルになるので、パンツとシューズでドレス寄りにさせましょう。
ただしあまりにもカラフルなシャツだとカジュアルが強すぎるので気をつけましょう。
こちらもチェックのシャツを使ったコーデになります。
モノトーン+1色の1色をチェックの赤で使っています。
チェックのシャツで色数が増える時は基本を忘れないようにしましょう。
デニム × 黒シャツ
デニムと黒シャツのコーデになります。
黒は白やグレー以上にドレス寄りになるため、革靴ではなくスニーカーでバランスを調整しています。
おしゃれな黒シャツコーデはこちらの記事でも紹介しています。
ジョガーパンツ × 黒シャツ
こちらは全身黒コーデになります。
黒シャツで全身黒コーデになるとキメすぎ感が強くなりますが、シューズを白にすることでアクセントになっています。
さらにカジュアルアイテムのスニーカーで黒のキメ過ぎ感を崩しています。
ジョガーパンツもカジュアルダウンに一役買ってますね。
ジョガーパンツはユニクロのレディースがおすすめです。
スラックス × カラーシャツ
スラックスとカラーシャツのコーデになります。
カラーシャツも無地に比べてカジュアルが強いので、パンツやシューズでドレス寄りにしましょう。
スラックスを使ったカジュアルコーデはこちらの記事で紹介しています。
チェック × ダウンベスト
黒のパンツにチェックのシャツ、ダウンベストのコーデになります。
パンツとシューズをドレスで固めてチェックのシャツとダウンベストがカジュアルになります。
チェックのシャツを使う時は色数が増えないよう調整するのがポイントです。
ダウンベストの合わせ方はこちらの記事を参考にしてください。
パーカー × 白シャツ
パーカーと白シャツのコーデになります。
パーカーとシャツもモテる男の鉄板シャツコーデになります。
パーカーはカジュアルなアイテムですが、色を白、黒、グレーのモノトーンに抑えることで大人っぽさを出しています。
実は着こなしが難しいパーカー、その理由はこちらの記事で紹介しています。
カーディガン × 白シャツ
カーディガンと白シャツの鉄板コーデ。
ハイゲージニットのカーディガンと白シャツでドレスライクになってますが、シューズを革靴ではなくスニーカーにすることでカジュアルダウンさせています。
クラッチバッグもドレスアイテムになるのでドレス寄りの着こなしです。
カーディガンの種類に関してはこちらでまとめています。
カーディガン × 黒シャツ
カーディガンと黒シャツのコーデになります。
カーディガンと黒シャツの着こなしはドレスが強いのですが、スウェットパンツを使うことでカジュアルダウンさせています。
キング・オブ・部屋着ともいえるグレーのスウェットですが、カーディガン、黒シャツ、革靴と合わせることで部屋着感を弱めています。
黒シャツはキメ過ぎ感が強いので、グレーのスウェットパンツとは相性が良いです。
スウェットパンツのおしゃれな着こなしはこちらの記事でも紹介しています。
ショートパンツ × 白シャツ
ショートパンツと白シャツのコーデになります。
カジュアルが強いショートパンツですが、白シャツ、革靴と合わせることで大人っぽく着こなせます。
むしろ白シャツじゃないとショートパンツはカジュアルが強いので厳しいかもしれません。
ショートパンツの女子ウケ対策はこちらの記事を参考にしてください。
ジョガーパンツ × 白シャツ
ジョガーパンツと白シャツのコーデになります。
カジュアルなジョガーパンツとスニーカー、ドレスな白シャツとカーディガンでMIXさせています。
ジョガーパンツとスニーカーの色がカジュアルになりすぎないよう気をつけましょう。
肩がけ × 白シャツ
白シャツに肩がけのコーデになります。
シャツとカーディガンは相性が良いのですが、気温が高い時などはカーディガンを肩がけしましょう。
荷物にならず大人っぽい着こなしにもなるのでおすすめです。
こちらも白シャツと肩がけのコーデになります。
パンツはグレーのスウェットですが、トップスがドレスで固まっており、クラッチバッグも全体を大人っぽくしています。
まとめ
モテる男のファッションにはシャツコーデが必須だと理解頂けたでしょうか。
白シャツ1枚あれば大人っぽい着回しが可能なので、シャツの選び方さえ間違わなければモテる男のシャツコーデが可能です。
画像では紹介しませんでしたが、デニムと同じくカジュアルアイテムであるチノパンもドレス寄りにできるので、白シャツは用意しておくことをおすすめします。
ブランドに関しては正直どこでも構いません。
「細身」「シンプル」「モノトーン」の3つの要素を含んで入れば、ユニクロでもGUでも問題ないです。
ただし、ドレスライクな白シャツもシワが多いとカジュアル寄りになるので、最初はパリッとした白シャツを使った方がコーデが楽になります。