デニムに傷や穴が開いたデニムのことをダメージデニム、またはダメージジーンズと呼んだりします。
他にもクラッシュデニムとも呼ばれたりしてますね。
クラッシュデニムはダメージの大きいものをクラッシュデニムと呼んだり、あらかじめダメージ加工のされたデニムのことをクラッシュデニムと呼んだりします。
ダメージ加工されたものは、クラッシュデニムよりもダメージデニムやダメージジーンズと呼ぶことの方が多い気がしますが、呼び方はさほど気にしなくても問題ありません。
さて、このダメージデニムですが、女子ウケが悪かったり実はダサいのでは。と思ったことはありませんか?
ダメージデニムに限った話ではありませんが、ファッションは「自然」に「さりげなく」が基本となるので、あからさまなダメージはダサいとなります。
さらに、ダメージデニムにはダメージデニムならではの特徴があります。
今回の記事ではダメージデニムの特徴とその対策、選び方からおすすめのブランドまで紹介します。
記事の最後にはダメージデニムを使ったコーデも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ダメージデニムの特徴
ダメージデニムの特徴といえば、やはりあの傷や穴ですよね。
それはもちろん誰でもわかっていると思いますが、おしゃれをする上での特徴は以下の2つがあります。
- カジュアルが強い
- アクセントが強い
順番に説明していきますね。
カジュアルが強い
はじめにカジュアルが強いですが、そもそもデニム自体がカジュアルアイテムです。
そのカジュアルアイテムのデニムに傷や穴などダメージがあるとよりカジュアルが強くなります。
そのため通常のデニム以上にドレスライクを意識したコーディネートが必要となります。
ドレスとはスーツで使われるジャケット、スラックス、シャツ、革靴など「綺麗め」と呼ばれるアイテムで、カジュアルはTシャツ、パーカー、デニム、スニーカーなど「ラフ」なアイテムです。
メンズファッションで大人っぽいおしゃれをするには、ドレスが7でカジュアルが3の割合でMIXさせるのが基本です。
アクセントが強い
次はアクセントが強いですが、ダメージデニムは誰が見てもまずダメージに目がいきます。
それだけ個性が強いアイテムで決して地味なアイテムではありません。地味ではないということはそれだけカジュアルということです。
全体のコーディーネートは、通常のデニムよりもトップスなどを地味にする必要があります。
ダメージデニムはダサい?
ダメージデニムはダサいのか?
SNSでの評判を確認してみましょう。
ダメージジーンズはダメージ加工の位置と大きさがおかしい、不自然だとすごくダサい
— ダイバー (@Snat_ch) September 9, 2017
男性のダメージジーンズからすね毛が見えるのダサいし嫌なんだけどわかる人いるかな
— Abyss (@opionkana) September 3, 2017
ダメージジーンズは度が過ぎるとマジでダサい
— あかし (@akasy_taiko) August 29, 2017
両膝がっつり見えるダメージジーンズ初めて見た。
あそこまで行くとやっぱダサい。— テン☆テン (@tennara) August 28, 2017
完全に肌が見えるダメージデニムくそダサいと思う。
— ねむオンニ (@iNemuJS) April 19, 2016
つーか今どきあんなダボダボのダメージデニム履いてんのダサいよね、それがベストジーニス卜とかアメリカ人に怒られて!!
— N-_a_-_M_-i_ (@_naa_mii_) 2015年10月4日
厳しい意見が多いのですが、ダメージデニムがダサいと言われる理由は
やり過ぎ!
完全にこれです。
おしゃれは「自然」で「さりげなく」です。
やりすぎのダメージデニムは不自然以外の何者でもありません。
千鳥ノブさんの気持ちがすごくわかりますw
めちゃめちゃ破けたダメージジーンズを見た千鳥ノブ「熊か?!熊に襲われたんか?!」 pic.twitter.com/N41KBbGY9N
— 脳みそドリア (@chimpo_mill) 2017年9月6日
ダメージデニムのダメージ部分はアクセントとしては非常に目立ちます。「自然」で「さりげなく」を出すため、初心者は控えめのダメージ加工が施されたものを選びましょう。
ダメージデニムの選び方
次はダメージデニムの選び方ですが、ダメージデニムの特徴で解説したようにダメージデニムはカジュアルが強いです。
ここに太めのダメージデニムを選んでしまうとよりカジュアルが強くなります。さらに、ダメージデニムは通常のデニムよりも清潔感は少なくなります。
太めでダボダボのダメージデニムとなると、逆に不潔な印象を与えてしまうので、ダメージデニムを選ぶ際はとにかく細身を選びましょう。
通常のデニム以上に細いものを選ぶのがいいのですが、普段から細身のデニムを選択している方は「これ以上は無理」と思うかもしれません。
そんな時はストッレチ加工が施されたダメージデニムをおすすめします。
ストッレチが良く効いたデニムなら相当細めのものでも苦しくありません。
そしてダメージの加工具合もやり過ぎは絶対にダメです。
控えめなダメージ加工が施されたデニムを選ぶようにしましょう。
おすすめブランド
細身のデニムで適度なダメージ加工が施され、さらに値段もお手頃となるとこのブランドをおすすめします。
ZARA(ザラ)
ZARAは海外のファストファッションブランドになります。
ユニクロはオーソドックでスタンダードな路線のため、極端に細いデニムなどはあまり見られませんが、ZARAはよりトレンドを意識した大人向けデザインが多いです。
ZARAのスキニーはスタンダード路線のユニクロよりも細いです。細いのですがストレッチが効いているため良く伸びます。なので見た目以上に履き心地がいいですよ。
そんなZARAの商品の中から
ローエッジスキニージーンズ
ダメージジーンズならこの商品がおすすめです。
とにかく細く、そして良く伸びます。さらにダメージ具合が控えめなところもいいですね。
ユニクロでもダメージジーンズはあったりしますが、やはりオーソドックスでスタンダードなため極端には細くないです。
通常のデニムならまだしもダメージジーンズは絶対に細い方がいいので、やはりZARAのローエッジスキニージーンズをおすすめします。
ダメージデニムのコーデ
細身のダメージジーンズを選んだら、次はトップスとシューズですが、まずダメージジーンズはカジュアルが強いアイテムなので、シューズはドレスアイテムの革靴がいいでしょう。
トップスにはやはりドレスライクなアイテムを持ってくるのですが、ダメージジーンズはダメージ加工が強いアクセントになってるので、無地でシンプルなものがいいですね。
さらに清潔感のあるシャツやニットなどを合わせるとよりいいです。
白シャツ
定番白シャツとのコーデになります。
カジュアルが強いダメージデニムですが、ドレスアイテムの白シャツなら全体をドレスライクにしてくれます。
白シャツが最強ということをまとめた記事はこちらです。
黒Tシャツ
黒Tシャツとのコーデになります。
ドレス色の黒と合わせることで他の色のTシャツよりもドレスが強くなります。
黒の魅力をまとめた記事はこちらになります。
ビッグシルエットTシャツ
ビッグシルエットTシャツとのコーデになります。
無地のビッグシルエットTシャツでYラインを作り、色は黒を選択し黒の革靴でよりドレスに。
ビッグサイズやビッグシルエットに関してはこちらの記事を参考にしてください。
ロングニット
ロングニットとのコーデになります。
ローゲージニットで清潔感とドレスな印象を出しています。ハットもよりドレスライクにしていますね。
メンズニットの着こなし方はこちらの記事でまとめています。
テーラードジャケット
テーラードジャケットとのコーデになります。
ドレスアイテムの定番とも言えるテーラードジャケット。カジュアルが強いダメージデニムですが、テーラードジャケットを合わせればドレスライクに。
テーラードジャケットの選び方はこちらの記事を参考にしてください。
ライダース
ライダースとのコーデになります。
ハードなイメージがあるダメージデニムにハードなアウターであるライダースを合わせています。
ダメージデニム以外をモノトーンにしハットと革靴で清潔感とドレスを出しています。
私服に合わせる革靴はこちらの記事でまとめています。
まとめ
ダメージデニムはダサいのか?
やり過ぎなければおしゃれアイテムとして全く問題ないです。
細身で控えめのダメージを選び、トップスとシューズをドレスライクにすれば、ダメージデニムでも問題なくおしゃれができます。
コーデ画像を参考にぜひ挑戦してみてください。
特に普段「無難」なコーデがメインの方にはいい刺激になると思いますよ。