私服でメンズがカバンを使うなら、どんなタイプを使えばおしゃれに見える?
大きいサイズ、小さいサイズ、薄いタイプに厚いタイプなど、メンズのカバンといっても様々あります。
大きさだけではなく、デザインもビジネスっぽいものからカジュアルなものまで幅広くありますよね。
スーツなら使うカバンはある程度限られますが、私服の時はどんなカバンを使っても問題ないだけに、選択肢がありすぎて困る。
そこで今回は、メンズのカバンでおしゃれな私服コーデを可能にするカバンを紹介します。
Contents
おしゃれな大人コーデ
はじめに、この記事で紹介するおしゃれな私服の定義ですが、多くの女性から好感が持たれる”無難”な大人コーデになります。
無難なコーデをするには大人っぽい服装をする必要があるため、まずはおしゃれな大人コーデがどのようなものかを解説します。
おしゃれな大人コーデとはドレスとカジュアルのMIXコーデになります。
ドレスはスーツで使われるジャケット、スラックス、シャツ、革靴など「きれいめ」と呼ばれるアイテムで、カジュアルはTシャツ、パーカー、デニム、スニーカーなど「ラフ」なアイテムです。
メンズファッションでおしゃれな大人コーデをするには、ドレスとカジュアルのMIXコーデが基本となり、MIXの比率はドレスが7でカジュアルが3となります。
ドレスとカジュアルのMIXですが、服だけではなくカバンなどの小物も関係してきます。
例えばリュックのようなカジュアルアイテムを使えばカジュアル寄りになりますし、ビジネスバッグを使えばドレス寄りとなります。
しかもカバンは面積があり存在感があるため、カバン一つで一気にドレス、カジュアルに傾くことが多いです。
そのため、おしゃれ初心者はできるだけ存在感が少なく、ドレス寄りのカバンを使うことをおすすめします。
気をつけて頂きたいのは、ドレス寄りのカバンといっても仕事で使っているビジネスバッグは確かにドレスが強いのですが、逆に強すぎて悪目立ちしてしまいます。
ドレスを弱める意味でも存在感の少ないものを選ぶようにしましょう。
メンズのカバンの種類
次に、私服で使えるメンズのカバンを紹介します。
ここでは代表的な5種類のメリットとデメリットを解説します。
ショルダーバッグ
肩から斜めにかけることができるショルダーバッグ。
メリットは肩からベルトで斜めがけにするので両手が使えることです。
小さいタイプなら存在感がないように思われますが、ショルダーバッグ自体に存在感がなくてもベルトに存在感があったりします。
実はショルダーバッグは便利な機能であるベルトが大人コーデではデメリットとなります。
肩から斜めにベルトがあるため、シャツやコートなどを前開きで着こなす際には使うことができません。
トップスのシルエットが崩れることもありますし、ベルト部分にシワができるのもデメリットですね。
カジュアルアイテムのTシャツにシワができるとよりカジュアルが強くなり、ドレスアイテムである白シャツもシワができるとカジュアル寄りになってしまいます。
リュック
リュックのメリットは収納力と両手が使えることです。
ただし、収納力があるだけにボリュームもあるため存在感があります。
しかも、リュックは思いっきりカジュアルアイテムなので、リュックを背負うだけで子供っぽい印象になることが多いです。
トートバッグ
肩にもかけられ手に持つこともできるトートバッグ。
メリットはやはり肩にかけると両手が使えることです。
キャンバス素材のトートバッグは安く購入できるのも嬉しいですね。
デメリットは、エコバッグの登場で”トートバッグ=ダサい”と思われることが多いので、トートバッグの選び方には注意が必要です。
ボストンバッグ
収納力があるので以前は旅行用として使われることが多かったです。
最近は小さめのボストンバッグもありますが、私服で使っている人を見かけることは少なくなりました。
メリットはやはりその収納力ですが、デメリットは存在感がありすぎることです。
小さめのボストンバッグでも厚みがあることが多いので、カバンで厚みがあるとやはり存在感がありますね。
クラッチバッグ
以前は集金用のセカンドバッグの印象でしたが、ここ数年で再ブレイクしています。
メリットは余計なベルトや装飾がないのでどんなコーデにもあいます。
クラッチバッグ自体が小さいものが多いので、同じレザー素材でも他のバッグに比べて安く購入できます。
デメリットは完全に片手が塞がってしまうことと、持ち手がないので長時間持っていると疲れることです。
あとは荷物が多い男性にとっては収納力が無いこともデメリットですね。
私服でのカバンの使い方
メンズが私服で使える代表的な5種類のカバンを紹介しましたが、この中でおしゃれな私服コーデが可能なカバンは次の3種類になります。
- クラッチバッグ
- トートバッグ
- リュック
私服でおしゃれに使いこなすポイントを解説します。
クラッチバッグ
クラッチバッグは厚みがあったりポーチのようなデザインだと、集金用のセカンドバッグになってしまうので、封筒型の薄いタイプを選びましょう。
色は黒を使うのが無難で、素材はレザータイプだとより大人っぽい印象になります。
コーデを崩したり邪魔をすることがないのと、値段が比較的安いのも魅了です。
トートバッグ
トートバッグはエコバッグのイメージで”ダサい”と思われがちですが、縦長のトートバッグはエコバッグっぽくなってしまうので、横長のデザインを選びましょう。
カラフルな色や派手なデザインは子供ぽい印象が強くなるので、白や黒で無地を選ぶのが無難です。
大事なことはエコバッグのような印象を払拭することなので、レザー素材や袋型、マチや取っ手がしっかりあるデザインを選ぶことでエコバッグの印象を払拭できます。
荷物が多い時や、両手を使いたい時などは肩がけすることも可能です。
リュック
リュックはカジュアルが強くボリュームがあるのがデメリットですが、逆にそのボリュームを活かすことでおしゃれな大人コーデが可能となります。
リュックを背負うと上半身にボリュームを出すことができ、上半身にボリュームが必要なコーデといえば”Yラインシルエット”です。
Yラインシルエットを作るときにリュックを背負うことで上半身にボリュームを出すことができ、綺麗なYラインを作ることができます。
Yラインのボリュームはサイズだけではなく面積も関係するので、ロングコートを使うことで簡単にYラインを作ることができます。
ロングコートのように着丈の長いアイテムはドレスが強くり、そこにリュックのカジュアルがMIXされるため、ロングコートとリュックは非常に相性がいい組み合わせになります。
まとめ
メンズのカバンでおしゃれな私服コーデが可能なカバン3種類を紹介しました。
服と同じようにカバンも様々なデザインがあり、余計な装飾やカラフルな色は子供っぽい印象になるので、最初はシンプルで黒を選ぶのが無難です。
靴選びと同じでカバンも存在感がないくらいでちょうどいいです。
靴やカバンは単体だとおしゃれなデザインのものが多数ありますが、私服で使うと意外と悪目立ちして全体のコーデで見ると子供っぽさが強調されることがあるので、可能なかぎりシンプルで存在感の少ないものを選びましょう。