おしゃれ初心者の方にはまず革靴をおすすめしています。
特にカジュアルアイテムのデニムには、ドレスアイテムの革靴がぴったりです。
ドレスとはスーツで使われるジャケット、スラックス、シャツ、革靴など「綺麗め」と呼ばれるアイテムで、カジュアルはTシャツ、パーカー、デニム、スニーカーなど「ラフ」なアイテムです。
メンズファッションで大人っぽいおしゃれをするには、ドレスが7でカジュアルが3の割合でMIXさせるのが基本です。
では、スニーカーではおしゃれはできないのか?
そんなことはありませんが、スニーカーはカジュアルアイテムになるので、全体のコーデを気をつける必要があります。
メンズのアイテムは全体的にカジュアルが多いので、油断すると子供っぽいカジュアライクなコーデになってしまいます。
おしゃれな大人コーデをするには、スニーカーを正しく選ぶ必要があります。
今回はおしゃれ初心者向けのメンズスニーカーの選び方や大人コーデを紹介します。
Contents
スニーカーの選び方
まずスニーカーの選び方ですが、全体のコーデで大人っぽくおしゃれなコーデを目指すなら、細身でシンプルなものを選びましょう。靴底も薄いデザインです。
スニーカーは大きく分けて2種類あります。
- ハイテクスニーカー
- ローテクスニーカー
簡単にそれぞれの特徴を説明すると
ハイテクスニーカー
最新の技術を搭載したスニーカーがハイテクスニーカーです。
例えば、衝撃吸収、フィット感、軽量化など最先端のテクノロジーの結晶がハイテクスニーカーです。
代表的な商品はナイキのエアマックスなどになります。
最近はアディダスも人気のようですが、すみません、私はハイテクスニーカーを持っていないので詳しいことはわかりません。
ハイテクスニーカーのメリットは、歩くことや走ることに特化しており、とにかく疲れにくい。さすが最新のテクノロジーといったところでしょうか。
デメリットはコーデに合わせづらいことです。
ハイテクスニーカーは機能性を重視しているため、見た目がゴツゴツしたデザインが多く、色もカラフルなものが多いです。
足元は可能な限りシンプルで目立たない、存在感がない方が注目されることがなくなります。
シューズが注目されると、パンツとシューズの境界線がはっきりわかり実際の足の長さがバレてしまいます。
ハイテクスニーカーはあの大きさと色なので相当目立ち注目を集めます。
もちろんハイテクスニーカーであえてドレスを崩す方法もありますが、最初の一足としてはおすすめしません。
ローテクスニーカー
おしゃれ初心者におすすめするのがローテクスニーカーです。
ローテクと聞くとなんかダメな商品のような印象を受けますが、最初にハイテクスニーカーがあり、その反対でローテクスニーカーと名前がついたためです。
つまりハイテクスニーカーが登場するまでは、ローテクスニーカーは「スニーカー」と呼ばれていました。
代表的な商品はコンバースのオールスターなどです。
ローテクスニーカーのメリットは、何と言ってもシンプルなところです。
黒いパンツに黒のローテクスニーカーを合わせると、パンツとスニーカーの境界線がわかりづらくなり脚が長く見える視覚効果を狙えます。
しかもローテクスニーカーは本当にシンプルなので、見事にスニーカーの存在感を消してくれるので、全体のコーデを邪魔することがありません。
デメリットはハイテクスニーカーに比べてになりますが、長時間履き続けると疲れやすいことです。
ただし、革靴に比べるとずっと楽なので、正直ハイテクスニーカーが凄すぎるだけで、これをデメリットと言うのはちょっと酷な話かと思います。
大人コーデの色は黒!!
メンズスニーカーでおしゃれなコーデをするなら、ローテクスニーカーのシンプルなデザインで細身のものがいいです。そして大事なことは色やです。
おしゃれ初心者が最初の一足として選ぶなら
黒!!
黒は色の中で一番ドレス色が強く、黒のパンツとの相性が非常にいいです。さらにシューズの存在感も消してくれるのでどんなコーデにも合います。
素材もレザーのものだとよりドレスライクになります。
これで紐も丸紐にすればより大人っぽくなりますね。
よりお手頃なシューズを求めるなら、ユニクロのキャンバススリッポンがおすすめです。
夏場ならエスパドリーユがおすすめです。
エスパドリーユの本来の履き方はスリッパのようにかかとを踏む履き方です。
かかとを踏んでいるため靴が脱げやすくなります。それを防止するためエスパドリーユは細めのデザインとなっています。
GUから毎年エスパドリーユが販売されていますが、値段はたしか1000円位だったと思います。
何年も履けるものではありませんが、1シーズンは間違いなく履けるので、1000円ならお試しで購入するのもありかと思います。多分気にいると思いますよ^^
メンズスニーカー黒以外
初心者の最初のメンズスニーカーとしては黒色をおすすめしましたが、黒以外のスニーカーの使い方を紹介します。
カラーで崩す
まずアウター、トップス、バンツのバランスがドレスライクになりすぎた時に、黒以外のスニーカーで崩す方法があります。
特に全体がモノトーンでドレスライクだとシンプルすぎる印象があるので、そんな時にモノトーン以外のスニーカーでカジュアルに崩し、差し色でアクセントにもなります。
色の組み合わせはこちらの記事を参考にしてください。
トップスと合わせる
トップスの色とシューズの色を合わせる方法です。
例えばトップスが白の無地の時に白スニーカーを合わせることで、トップスとシューズで同色による統一感が生まれます。
ポイントは同じ色のアイテムを離して統一させることです。今回の例だとトップスとシューズの間にパンツがあるので同じ色が離れてますよね。
この離して統一させることで全体のコーデがまとまります。
おしゃれ初心者の最初のスニーカーとしては黒をおすすめしていますが、実は白のスニーカーも大変重宝します。
例えば白の無地Tシャツと黒スキニー、ここに合わせるスニーカーは黒だと脚長視覚効果が狙え、白なら黒スニーカーよりカジュアルになり白Tシャツとの統一感が生まれます。
スニーカーは白も黒もどちらも使いやすいので、両方持ってると非常に便利ですよ。
無地TシャツはユニクロのパックTシャツで十分ですので、詳しくはこちらの記事を確認ください。
おしゃれな大人コーデ
スニーカーを使ったおしゃれコーデを紹介します。
白、黒はもちろん、差し色としての使い方も紹介するので参考にしてみてください。
黒スキニー
ユニクロのキャンバススリッポンと黒スキニーのコーデです。
スニーカーですが革靴のように見えますよね。最初は革靴っぽい黒スニーカーがおすすめです。
ジャケット
ジャケットと黒スニーカーのコーデになります。
ドレスアイテムのジャケットをスニーカーで崩しています。インナーのボーダーもカジュアル、パンツもカジュアルなアイテムなので、全身カジュアルをジャケットでドレス要素を入れてる感じですね。
セットアップスーツ
セットアップスーツと白スニーカーのコーデになります。
白スニーカーでカジュアルダウンさせています。黒スニーカーでもインナーとの統一感が出ますが、白スニーカーを使えばよりカジュアルで差し色になります。
ライダース
ライダースと黒スニーカーのコーデになります。
ハードなイメージのライダースをスニーカーで崩しています。
ECWCSパーカー
ユニクロのキャンバススリッポンとECWCSパーカーのコーデです。
全体が黒一色となってますが、白のスニーカーが差し色となります。
それにしてもECWCSパーカーがかっこよすぎるw
Pコート
Pコートとデニム、白スニーカーのコーデになります。
Pコートがドレスアイテムなので、デニムとスニーカーでカジュアル要素を入れています。
チェスターコート
チェスターコートと黒スニーカーのコーデになります。
チェスターコートもドレスアイテムですが、黒スニーカーでカジュアル要素を入れています。
スニーカーの中でも黒はドレス寄りで、ハットも使っているため全体的にはドレスライクなコーデになります。
差し色
スニーカーを差し色として使ったコーデになります。
左はモノトーンコーデに赤スニーカーを合わせてモノトーン+1色を作っています。
右はジャケットのネイビーがモノトーン+1色になるのですが、全体的に暗めのコーデなので、白スニーカーを差し色に使っています。
まとめ
メンズスニーカーといえば、ハイテクスニーカーのゴツゴツしたイメージを抱く方も多いかと思いますが、簡単におしゃれな大人コーデをするならローテクスニーカーをおすすめします。
白もおすすめですが、最初の一足としては黒の革靴っぽいスニーカーが使いやすいです。
スニーカーを使ったコーデに慣れたら、ハイテクスニーカーを使ったカジュアルダウンのコーデにも挑戦してみるといいですね。